食洗機の処分方法を解説! お得に処分するコツと買取に出す方法は?
3.食洗機を買い取ってもらう方法
では、食洗機を買い取ってもらう方法と、それぞれの特徴について説明します。
3-1.幅広い商品を扱っているリサイクルショップ
買取で真っ先に思い浮かぶ店舗がリサイクルショップだと思います。リサイクルショップは、家電だけでなく衣類や家具・本・ゲーム機・おもちゃなど、幅広い商品を扱っているのが特徴です。そのため、食洗機の買取に長けておらず相場よりも買取額が低くなる傾向があります。しかし、多少の傷や汚れがあり、型落ち製品であったとしても正常に動くなら買い取ってもらえることもあるのです。買取額が低くても構わない・売れるなら問題ないという方は、リサイクルショップを利用してください。
3-2.高価買取を期待するなら買取専門店
状態がよく、製造年月から5年以内の食洗機を売るなら、リサイクルショップよりも買取専門店のほうがおすすめです。家電製品を中心に扱っている買取専門店は、食洗機の価値を理解しているでしょう。そのため、本当に価値があり中古需要が高いものは、相場よりも高く買い取る傾向があります。
また、買取強化キャンペーンなどを利用すれば、通常の買取額よりも数%買取額がアップできるのです。ただし、型落ち品や汚れや傷がひどい場合は、買取不可になるでしょう。価値が分かる業者ほど、査定が厳しくなります。
3-3.自分で売るならネットオークションまたはフリマサイト
自分が納得できる金額で売りたい方は、ネットオークションまたはフリマサイトを利用するのも方法の1つです。ネットオークションやフリマサイトは近年利用者が増加しており、全国で買い手を見つけられる方法となります。すぐに買い手が見つかることもありますが、逆に落札されないこともあるので運任せになるでしょう。
また、落札者が信用できる相手か判断しづらいので、落札者との間でトラブルになる可能性もあります。実際に、「商品を送ったけど入金されない」などのトラブルが起きているので要注意です。
3-4.複数の買取業者を比較しよう!
納得できる買取額で売りたいなら、複数の業者に査定を依頼し比較するのが1番です。複数の業者を比較することで、高額査定がついた業者へ依頼でき、悪徳業者と優良業者の違いも見極めやすくなるでしょう。
また、査定額のほかにもスタッフの対応や古物商許可証の有無なども確認しておきましょう。少しでも疑問点が出てきた場合は、すぐにスタッフへ尋ねてくださいね。
4.食洗機の処分に関してよくある質問
食洗機の処分に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.回収費用を安く抑えるポイントは?
A.まとめて処分することです。食洗機以外にも処分したい不用品があれば、まとめて回収業者に依頼してください。1点ずつ処分するよりもまとめて処分したほうがお得になるケースがあります。また、回収業者の中には、定額パックプランを用意しているところもあるのです。定額パックプランは一定の量の費用が決まっているため、大量の不用品があってもお得な料金で処分できるでしょう。また、買取サービスを行っている回収業者へ依頼するのもポイントの1つですよ。
Q.販売店で下取りはしてもらえないのか?
A.下取りを行っている販売店もありますが、かなり少ないでしょう。また、下取りサービスを行っていても、下取りしてもらえる製品の条件が細かく決まっているケースがほとんどです。たとえば、正常に稼動できるものはもちろんのこと、製造年月が5年以内のものという条件が決められています。
Q.どんな種類・メーカーの食洗機が売れるのか?
A.大容量のファミリータイプの食洗機が人気です。家族が多い家庭の家事を助けてくれる大容量のファミリータイプは、10万円以上を超えるものが多いため、新品では予算オーバーしてしまいます。しかし、中古品なら予算内で住むことができ、状態がいいものほど買い手がつきやすいのです。また、パナソニック・リンナイ・三菱など国内の有名メーカーほど高く売れるでしょう。
Q.ビルトインタイプを処分する際の注意点は?
A.ビルトインタイプは、キッチンに組み込まれている食洗機なので、取りはずしができるなら買取依頼を出す前にしておくのが理想的です。しかし、取りはずしが難しいタイプもあるので無理はしないでください。自分たちでの取りはずしができない場合は、数千円かかりますが業者に依頼したほうがいいでしょう。
Q.飲食店で使用した食洗機の処分方法は?
A.飲食店や工場など事業目的で使用した食洗機は、産業廃棄物扱いになります。そのため、自治体で処分してもらえません。処分する際は、産業廃棄物収集運搬の許可を取得している業者へ依頼しましょう。ホームページまたは店舗に許可番号が掲載されているか確認してから依頼してくださいね。
まとめ
食洗機は以前まで贅沢品扱いされていましたが、近年はポピュラーな製品になりつつあります。中古市場における需要が高いため、状態がよく製造年月から10年以内のものであれば、買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。しかし、買取不可になるものは、自治体で処分するか、不用品回収業者に依頼する方法で処分しなければなりません。ほとんどの自治体では粗大ゴミの扱いになるため、処分方法をきちんと確認しておきましょう。