椅子の処分方法とそれぞれのメリット・デメリット・注意点を解説!
1.椅子を処分する前に確認すること
要らなくなった椅子を処分する前に、ぜひ確認してほしいことがいくつかあります。事前に確認することで、スムーズに処分できるでしょう。
1-1.椅子の種類を確認しよう!
まずは、椅子の種類をチェックしてください。椅子といっても素材・形・サイズ・用途など、さまざまな種類に分けることができます。
たとえば、子どもの学習机とセットになっている椅子や、プラスチック製の簡易的な椅子・リビングで活躍するソファー・ダイニング用の椅子などです。中には、ベランダや庭で使用するベンチ・カウチなどもあるでしょう。処分する際は、素材や大きさによって処分方法が異なるため、種類とサイズ・素材は確認しておきたいところです。
1-2.正常に使える状態か、不具合がないか
次にチェックしてほしいのは、椅子の状態です。購入してから年月が経過していない椅子で状態がよいものは、相場よりも高く売れるでしょう。売れるものをゴミとして処分するのはもったいないことなので、まずは状態をチェックすることが大切です。
たとえ、多少の不具合がある椅子でも、有名メーカーで需要が高いと判断されれば買い取ってもらえることもあります。自分で判断できない場合は、一度査定を依頼してみるといいでしょう。
1-3.自治体のゴミ分類と処分方法
買い取ってもらえないと判断された椅子や壊れているものは、自治体に回収してもらいましょう。椅子を自治体で処分する場合は、ゴミの分類と処分方法をホームページ等で確認しなければなりません。ほとんどの自治体では、一辺が30cm以上を超える椅子は粗大ゴミ扱いになるでしょう。
一般的な粗大ゴミの処分方法は、地元のスーパーやコンビニ等で粗大ゴミ処理券を購入し、回収日に指定された回収場所へ持ち運びます。しかし、自治体によっては事前の申し込みが必要になることもあるので、事前の確認が必要なのです。
2.椅子の処分方法
椅子の主な処分方法と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
2-1.低費用で処分できる自治体回収
自治体で処分する大きなメリットは、数百円の低費用で処分できることです。粗大ゴミは多くの自治体で300~700円程度で処分できます。また、自治体という安心感も大きいでしょう。しかし、回収日と回収指定場所が決まっているので、すぐに処分できない・回収場所まで運ばなければならないというデメリットがあります。
椅子のサイズが大きい場合は、運搬が難しいでしょう。そんなときは、ほかの方法で処分することをおすすめします。
2-2.運搬が困難な場合は不用品回収業者へ
自分1人での運搬が難しい場合は、無理をせずに不用品回収業者へ依頼してください。無理をして運ぶと、転び大ケガをする恐れがあります。不用品回収業者なら、出張回収が利用できるので、わざわざ運搬せずに処分できるのです。
また、椅子のほかに処分したい不用品があれば、まとめて処分できますよ。回収日を待たなくてもすぐに処分できるため、引っ越しなど急を要する場合もおすすめです。ただし、業者の中には、高額な処分費用を請求してくる悪質な業者が存在しています。
たとえば、トラックでまわっている無料回収業者などです。トラックに積んだ後に回収費用を請求することがあるため、安易に依頼しないようにしてください。
2-3.買い替え時の引き取り、引っ越し業者による回収も
椅子を新しく買い替える場合は、購入店による引き取りができる可能性があります。新しい椅子が届くと同時に、古い椅子を回収してもらえるので運搬する必要がありません。
店舗による引き取りを依頼する際は、引き取りサービスを行っているか、費用がかかるか確認してくださいね。また、引っ越し時に処分する際は、引っ越し業者による回収が可能です。費用はかかりますが、手間と時間が省けるでしょう。
2-4.不用品回収業者選びのポイントをチェック!
悪徳業者と優良業者の見極めができない方は、最低でも以下のポイントに注目してください。業者選びのポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較しましょう。
- 古物商または産業廃棄物収集運搬の許可を取得しているか
- 回収・買取実績があるか
- 無料見積もりと無料相談を受けつけているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 即日対応が可能か
- 回収だけでなく買取サービスも行っているか
- 低費用かつサービスが充実しているか
- 口コミと評判がいいか
2-5.訪問回収業者に要注意!
業者の中でも特に気をつけてほしいのが、訪問回収業者です。突然、家にやってきては「要らないものはありませんか?」「不用品をお得に回収します」という謳(うた)い文句で契約を取ろうとする業者です。
アポもなしに突然訪問する業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意してください。不用品を回収するついでに、要らなくなったアクセサリーや宝石類を安く買い取り、ほかの場所で高く売る業者も存在しています。訪問業者がやってきても、簡単に玄関に入れないようにしましょう。