ワープロの処分方法は? 中古でも買取対象となるもの・売却方法を紹介
1.ワープロの処分について
ワープロを処分する前に確認すべきことをご紹介します。
1-1.ワープロは1980年代に普及した機器
ワープロは、ワードプロセッサーの略称です。文書作成機能と簡単な編集機能を搭載しています。1980年代に企業や家庭で広く使われていました。しかし、1990年代後半からパソコンの普及が目覚ましく、だんだんワープロの人気は衰退したのです。現在は、ワープロの製造を行うメーカーも少なくなっています。
1-2.データ流出を防ぐためにやるべきこと
ワープロの処分前は、動作確認やデータの状態などを確認しましょう。正常に動くものは、買取対象となる場合があります。また、内部にデータを保存している場合、処分前にデータ消去を行い、外部への流出を防がなければなりません。データ保存をフロッピーディスクで行っている場合は、ワープロから取り出しておいてください。自治体回収を利用して処分する場合は、自治体の分別ルールを確認しておくようにしましょう。
2.ワープロの処分方法
ワープロの処分は、自治体回収の利用もしくは業者に依頼する方法があります。それぞれの方法について見ていきましょう。
2-1.自治体回収だと粗大ゴミか資源ゴミになる
自治体回収の場合、ワープロは粗大ゴミか資源ゴミに分類されます。自治体ごとにルールが異なるため、処分前にきちんと確認しておきましょう。
粗大ゴミの手順
粗大ゴミは、事前に自治体へ申請が必要です。粗大ゴミ処理費用は、スーパーやコンビニで粗大ゴミ処理券を購入して支払います。ワープロを粗大ゴミとして出す際に、直接本体に貼り付けてください。粗大ゴミを出す日時は、申請時に指定されます。日時を守り、指定廃棄場所に出しましょう。
資源ゴミの手順
資源ゴミに分類される場合は、申請などの手続きは不要です。資源ゴミ用のゴミ袋にワープロを入れ、指定回収日にゴミ集積所へ出してください。
2-2.無料回収業者はお得に利用できる方法
業者には、2つの種類があります。無料回収業者と不用品回収業者です。無料回収業者は、ワープロなど金属を含む電子機器などを無料で回収し、内部のレアメタルをリユースすることで収益を得る仕組みとなっています。不用品回収業者は、1点あたり数千円の回収費用がかかるのが一般的です。しかし、買取に対応し、買取価格を回収費用から相殺できるため、買取対象となる場合はお得な方法でしょう。
無料回収業者の場合、郵送や宅配を利用して回収するケースがほとんどです。不用品回収業者の場合、出張回収・持ち込み回収・宅配回収から選ぶことができます。ただし、業者は、きちんと事業所を構えて営業しているところを選びましょう。廃品回収車などトラックだけで営業している業者は、利用者とのトラブルが多いので、なるべく利用しないでください。