トイレブラシの効果的な使い方を知りたい! 正しい使い方などを解説!

3.トイレブラシの保管方法

トイレブラシを清潔に保ち続けるためには、正しい方法で保管することが重要です。ここでは、ブラシの保管方法や使用後の清掃・除菌などについて解説します。

3-1.トイレブラシを放置するのはNG

トイレブラシを放置していると、雑菌がどんどん増えていき、カビの温床になります。なんと、1本あたりの菌数は8千万~23億個ともいわれているのです。しかし、使い捨てタイプはコストがかかってしまう点がデメリットでしょう。コストパフォーマンスに優れた保管方法は、使用後にきちんとトイレブラシも洗うことです。使用後キレイにすることを心がけておけば、雑菌や嫌なニオイの発生を抑えることができます。

3-2.使用後のブラシを清掃する方法とポイント

トイレ掃除後のブラシは、洗浄・除菌をしっかりすることが大切です。具体的な方法と流れは以下のとおりとなります。

  1. 小さなバケツにゴミ袋を二重に張る
  2. 除菌・漂白剤をぬるま湯に入れる
  3. トイレブラシと保管ケースを30分ほど漂白する
  4. 最後に水でキレイに流して完了

ただ、毎回バケツなど容器を使うのは面倒でしょう。そんなときは、トイレの便器の中にたまっている水を使うと楽になりますよ。一通り、トイレ掃除を終えて水を流したら、再度たまったキレイな水に漂白剤を入れましょう。後は、ブラシを一緒につけて30分ほど放置し、もう1度流せば便器もブラシもキレイに除菌できます。

3-3.保管ケースも清潔にしよう!

トイレブラシを保管するためのケースも清潔な状態にする必要があります。たとえ、ブラシを清掃・除菌したとしても、ケースが汚れていてはブラシが再び汚れてしまうのです。保管ケースの受け皿にたまった水は、雑菌の温床となります。トイレブラシを洗う際に、一緒に受け皿も洗うように心がけてください。また、クエン酸やお酢は殺菌作用があるので、ブラシを使用した後にクエン酸スプレー(クエン酸小さじ1:水500ml)を振りかけるといいでしょう。

3-4.ブラシを完全に乾かしてから収納する

ブラシを使用した後や掃除後は、必ず乾燥させてから収納してください。水滴が垂れない程度で構いませんので、風通しや日当たりのいい場所でよく乾かしましょう。乾かずに収納すると、雑菌が繁殖する原因となります。「いちいち乾かすのが面倒!」という方は、多少コストがかかったとしても使い捨てタイプのほうが使いやすいでしょう。

ブラシを清潔に保管することも大切なんですね。
はい。定期的に消毒しましょう。

4.トイレブラシに関してよくある質問

トイレブラシに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.不衛生なブラシを使い続けるとどうなるのか?
A.トイレブラシから嫌なニオイが発生します。嫌なニオイの原因は、トイレブラシや保管ケースから増殖した雑菌が原因です。不衛生なトイレブラシを便器に使うと、便器自体が汚れてしまいます。また、便器の汚れとカビを広める原因になるのです。汚れがどんどん広がると、夏場などに雑菌が含まれた水滴が気化し、アレルギーや感染症の原因にもなってしまいます。

Q.おすすめのトイレブラシは?
A.マーナのスマートトイレブラシがおすすめです。厚さがわずか72mmという薄型で、トイレの狭い空間にも場所を取らずに置くことができます。また、ブラシ部分はコンパクトサイズなので、排水口奥の汚れも落とすことができるでしょう。デザイン性と使いやすさを兼ね備えたブラシといえます。ほかにも、さまざまな種類があるので、機能性をチェックしながら自分好みのデザインを探してみてください。

Q.ブラシを使わない場合の掃除方法は?
A.どうしてもトイレブラシの汚れや雑菌が気になる場合は、トイレブラシを断捨離する方法もあります。ブラシを使用しない場合は、ビニール袋・ビニール手袋・軍手などをはめて、直接手で便器の中をスポンジ・ぞうきんなどで洗いましょう。ブラシでは届かない場所にもダイレクトに届き、落とせなかった汚れもきちんと落とすことができます。また、ブラシを置くスペースも必要ないので、トイレがスッキリした印象になるのもメリットの1つです。

Q.トイレブラシの寿命はどのくらいか?
A.使用頻度によって寿命が異なります。たとえば、2~3日に1回使用する場合は、きちんとお手入れした状態でも約2か月が寿命といえるでしょう。まだ使える状態でも目に見えない汚れがこびりついていたり、ブラシの先端が傷んでいたりすることもあります。最低でも半年~1年に1回は、ブラシを新しいものに交換したほうがいいでしょう。トイレブラシを清掃・除菌して汚れが落ちない場合も、新しいブラシに買い替えてくださいね。

Q.トイレブラシ使用時の水はねを抑えるポイントは?
A.水滴を落とそうと大きく動かしすぎると、水はねしやすくなるので要注意です。小刻みに動かすと汚れも落ちやすくなります。また、水はねを防ぐブラシを使用するのも方法の1つです。たとえば、無印良品のトイレブラシには、水はねを防いでくれるカバーがついています。

まとめ

トイレブラシは、さまざまな形・サイズ・毛の種類などがあります。これらの中から自分に合ったものを選ぶのが大切なポイントです。中には、掃除しやすいコンパクトサイズや、衛生面に優れた使い捨てタイプなどもあります。トイレ掃除を楽に行うために、正しい使い方・保管方法のポイントを踏まえてトイレブラシを選んでくださいね。

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