ダイニングチェアの選び方は? デザインや素材別に特徴を詳しく解説
1.ダイニングチェアを選ぶときのポイント
ダイニングチェアは体に合うものを選ばなければなりません。慎重に選ばなければならない理由などをご紹介します。
1-1.ダイニングチェアの種類は豊富
ダイニングチェアの種類は豊富にあります。ベーシックな肘なし・肘つきに加え、回転タイプ・ベンチタイプ・ソファータイプなどもあるのが特徴です。また、背もたれにはローバック・セミバック・ハイバックなどがあり、ニーズによって好まれる高さも変わるでしょう。子供の成長に合わせ、高さを変えることができるダイニングチェアもあります。
1-2.体にフィットしないと姿勢が崩れる
ダイニングテーブルは、食事をするだけでなく、仕事や勉強をする場でもあります。そのため、作業時の姿勢がきちんと維持できるかという点に着目し、椅子の高さやフィット感を確かめることが大切です。背筋を伸ばして座ることができたら、作業時の負担が軽減されるでしょう。一方、食事後もゆったりと過ごしたいという方は、背もたれがしっかりしたタイプで、くつろぐ姿勢が安定するものであることが重要です。
1-3.ダイニングチェアを選ぶときは用途を考えることが大切
1-2でご紹介したとおり、人によってダイニングテーブルの使い方は異なります。まず、用途を明確にしましょう。食事より作業をする時間が長ければ、姿勢をまっすぐに維持できるものを選んでください。ダイニングチェアは必ずしも4脚セットで購入する必要はありません。用途に合わせて1脚ずつ用意する方法もおすすめです。
2.適切なダイニングチェアのサイズとは?
ダイニングチェアの高さや座り心地など、選び方のコツをご紹介します。
2-1.テーブルとのバランスが重要
ダイニングチェアの座面とテーブルの下端との間隔が25〜30cmが適切とされています。極端に狭い場合、足を組む動作や出入りができず、圧迫感を抱くものです。肘つきタイプの場合、肘つき部分がテーブルにあたり、テーブル内に椅子を収納することができないケースもあります。間隔が離れすぎていると、上半身のバランスが崩れ、無理な姿勢を取ることになるでしょう。年齢によっても椅子の必要な高さが異なります。子供は、大人用のダイニングチェアにクッションなどで高さを補うより、成長に応じて高さを調節できる椅子を選んだほうが、安定した姿勢を維持できるものです。
2-2.通路スペースを遮らない配置も大切
ダイニングチェアの後ろに壁がある場合、椅子を引くために、60cm程度の距離は確保する必要があります。また、椅子の後ろが通路になっている場合は、1メーター以上の通路幅を見ておいてください。ダイニングチェア とテーブルは比較的大きな家具であるため、通路スペースを遮らない配置にもこだわりましょう。
2-3.座り心地は人によって異なる
椅子の座り心地が人によって異なるのは、骨格・身長・体重が違うからです。座り方によっても変わります。背もたれの高さや座面の柔らかさなどをチェックするため、実際に座り、フィット感や安定感を確かめる方法がおすすめです。