不要な郵便切手は買取に出すのがお得! 高く売れる切手や買取相場は?

1.不要な切手の使い道を4つ紹介

切手は未使用のものであっても郵便局では換金してもらえません。では、不要な切手はどうすればよいのでしょうか。使い道を4つご紹介します。

1-1.郵便局ではがきやレターパックなどに交換してもらう

未使用の切手に限り、郵便局ではがきやレターパックなどに交換してもらうことが可能です。また、年賀切手や弔事用切手などを普通切手に交換してもらうこともできます。切手への交換は手数料無料でできますが、そのほかのものは以下のように手数料がかかるため注意が必要です。

  • 通常はがき:1枚5円
  • レターパック:1枚41円
  • 往復はがき・郵便書簡:1枚10円

1-2.金券ショップに売る

切手を換金する方法として手軽なのが、金券ショップへの持ち込みです。ただし、切手の専門店ではないため、プレミア切手の買取には適していません。プレミア切手の目利きができる査定員が常駐していないケースが多いため、本来額面以上の価値がつくプレミア切手であっても、安く査定されてしまう可能性が高いのです。普通切手の場合は買取金額が一律で決まっている場合が多いため、大きな損をすることなく買取してもらえるでしょう。

1-3.買取業者に買取してもらう

切手を売る方法として最もおすすめなのが、買取業者の利用です。切手の専門家に査定してもらえるため、相場を反映した適正な買取金額がつきやすくなっています。使用済みの切手や破れているもの・折れているものなども買取対象になることもあるため、ぜひ利用してみてください。

2.高額買取してもらえる切手は?

高額買取してもらえる切手には、以下のようなものがあります。

2-1.中国切手

中国切手はその名のとおり中国で発行された切手で、希少価値が高く高額買取してもらえることで有名です。特に、赤猿切手や毛沢東の長寿を祝う切手などは非常に人気が高く、1枚数十万円という買取価格がつくことも珍しくありません。

2-2.記念切手

国の行事が開催されたときに発行される記念切手も、高額買取の可能性があるでしょう。日清戦争勝利記念切手や明治神宮鎮座記念切手・東京大学創立75年記念切手などさまざまなものがあります。特に高額買取が期待できるのは、以下のような記念切手です。

  • 第5回国民体育大会記念切手:5,000~10,000円
  • 飛行郵便試験記念切手:15,000~25,000円
  • 逓信記念日制定記念切手:40,000~50,000円

2-3.軍事切手

軍事切手は、世界大戦まで軍隊が使用するための切手として発行されたものです。特に青島軍事切手は超希少切手として知られており、状態によっては80万~150万円で買取してもらえることもあります。そのほかにも、大正白紙軍事切手や新大正毛紙軍事切手など、5万~10万円ほどの高額買取が期待できるものもあるため、チェックしてみるとよいでしょう。