着物は高額買取してもらえる可能性大！おすすめの買取先や買取相場も！

1．着物を買取に出す際によくある困りごとは？

まずは、着物を買取に出すにあたってよくある困りごとや疑問点をご紹介しましょう。

1-1．着物の価値が分からない

着物の価値が分からず、廃棄すべきか買取に出すべきか迷う人は多いでしょう。着物の知識を持たない人がその価値を判断することはほぼ不可能です。「大昔に譲り受けた着物なのでお金にならないのでは？」「高級な着物ではないはずなので恥をかきそう」などの理由で躊躇（ちゅうちょ）してしまう人も多いのではないでしょうか。

1-2．どこに依頼すればよいのか分からない

「どこに買取を依頼すべきか分からない」という悩みもつきものです。最近は着物を買い取ってくれる業者や店舗も増えてきていますが、まだまだ「買取に出したことがない」という人も多いでしょう。

1-3．大量にあって自分で持っていけない

着物が大量にある場合や車がない場合など、「自分で持っていけない」という悩みもあります。何とかして持っていっても買取してもらえるか分からないようでは、運ぶ気にもなれないものです。

1-4．シミやシワがあるので買取してもらえる自信がない

シミや汚れ・シワなどがあって買取してもらえる自信がない着物もあるでしょう。着物はデリケートなものなので、自分で汚れを落とそうとすると傷めてしまう可能性があります。そのため、「状態が悪いので捨ててしまったほうがよいのか？」と悩む人も多いでしょう。

2．高額買取の対象になるのはこんな着物

高額で買取してもらえる可能性があるのは、以下のような着物です。

2-1．未着用の着物

着物を集めるのが趣味という人の中には、一度も袖を通していない着物を持っていることもあるでしょう。未着用の着物は当然、高額買取の対象になります。ただし、保管状況が悪くカビやシワがあるものは査定金額が下がってしまうため、注意が必要です。

2-2．正絹や麻・綿の着物

着物の素材によっても買取金額は変わってきます。特に、正絹や麻・綿は高品質な素材なので買取金額が高くなるでしょう。一般的な正絹の着物だと1万～数万円程度が相場です。素材を自分で見分けるのが難しい場合は、着物専門の買取業者に見てもらうとよいでしょう。

2-3．有名な作家やブランドの着物

有名作家や人気ブランドの着物も高額で取り引きされています。たとえば、羽田登喜男や森口華弘などの作家がプロデュースした着物や、志ま亀・都喜ヱ門などのものは、着物の中でもハイブランドです。場合によっては数十万～数百万円の値打ちがつくものもあるでしょう。

2-4．訪問着

着物の中でも特に高額で買取されやすいのが、訪問着です。訪問着はさまざまなシーンで既婚・未婚問わずに着用できるため、中古市場でも需要が高くなっています。未使用であれば30,000～45,000円前後の買取価格がつく場合もあるでしょう。訪問着に次いで振袖・紬（つむぎ）・留袖・小紋の順に人気です。