ラジコンの買取で高額査定を出す方法! 人気メーカや買取相場を解説

1.不要なラジコンはどうすればいい?

不要なラジコンはどうすればよいか悩んでいるなら、買取も考えてみてください。コレクション目的や子供へのプレゼント用に購入したラジコンも、不要となれば処分するしかありません。

しかし、捨てる以外にも、買取を依頼するという方法もあります。ただ、ラジコンの買取をしてもらうにはどんな品物なら高額になるのか? 人気の種類や買取相場、タイミングなどを知っておいて損はありません。

2.高額買取の対象になるラジコンは?

高価買取が出やすいラジコンもあります。人気のあるメーカーや、シリーズや状態が、買取価格に大きな影響を与えるのです。車、ヘリ、戦車、船などに分け、高額買取が期待できるラジコンをまずはご紹介します。

2-1.定番のラジコンカーはホビー用が人気でメーカーも多い

ラジコンの中でも、車は定番です。子供のころ、ご両親から誕生日プレゼントなどでもらった人もいるのではないでしょうか。トイ用とホビー用の二種類に大きく分けることができ、一般的に、対象年齢は6歳からです。

トイ用は、スピード走行を目的とせず、ディスプレイ用の商品まであります。すでに完成されている状態で販売されているものがほとんどで、本体と操縦機がフルセットになっていることが多いです。一般的に、子供用でオモチャ屋やオモチャ売り場、家電量販店などで販売されています。

一方、ホビー用は、子供だけではなく大人の趣味としても人気があるラジコンです。トイ用はすでに作られて気軽に操縦だけを楽しむことができますが、ホビー用は、操縦だけでなく組み立てやメンテナンスも遊びの範疇(はんちゅう)となります。

スピード走行を楽しめるだけでなく、組み立て時には電気知識やはんだ付けが必要になる場合もあるのです。また、世界の各地でホビー用のラジコンによる選手権が開催されています。

2-1-1.ラジコンカーの主な人気メーカー

  • RC京商
  • イーグルレーシング
  • RCタミヤ
  • フタバ
  • ヨコモ
  • サンワ
  • ヒロボー

大人向けラジコンカーには、多くの人気メーカーが存在しています。その中でも代表的なのが、タミヤ、京橋、ヨコモなどです。タミヤはラジコンカーに興味がない人でも名前が知られているメーカーでしょう。日本を代表する模型メーカーだけでなく、世界規模で見ても模型ホビー業界を牽引(けんいん)しています。また、電動RCカーシリーズとしても豊富なラインナップを取りそろえているのは無視できません。ラジコンカーの買取相場は、約5,000円~50,000円です。

2-2.中古のラジコンヘリやドローン

ラジコンヘリは、無線操縦ヘリコプターで、ラジコン模型航空機の一種です。歴史は古く、1960年代から開発が進められたも言われています。車のラジコンなどとは異なり、趣味以外に産業用や軍事用としても活用されました。

ラジコンヘリの原動機は、2サイクルグローエンジン、モーター、リチウムイオンバッテリーによる電動式が一般的です。他にも、機体にカメラを装着できるタイプの商品も登場しています。ラジコン模型航空機全般で考えると、ラジコンヘリだけでなく、ドローンも2019年時点で非常に人気があり、一般的に浸透しはじめているのです。

2-2-1.ラジコンヘリの主な人気メーカー

  • ヒロボー
  • 京商

ラジコンヘリのメーカーとして人気があるのは、ヒロボーや京商などです。この二社はヘリだけではなく、ラジコンカーでも多くのファンを獲得しています。京商がラジコンの販売をスタートしたのは1970年代です。ラジコンカーでは、手の平サイズのミニッツシリーズが人気で、販売累計は150万台以上となっています。

ヘリ分野では、京商のオリジナルシリーズとして『DRONE RACER』が人気です。付属のホイールタイプ送信機により、RCカーのように操作し、ドローンによるレースを楽しめます。

一方、ヒロボーグループは産業用無人ヘリコプターの開発、製造まで行うメーカーです。RCヘリコプター分野では世界トップシェアを誇っているのも見逃せません。シリーズとして、初、中級用電動ヘリSRB、上級者用のレプトン、スポーツヘリでは、シャトルプラスや、SDXなどがあります。Gigas、フレイヤシリーズなども人気です。世界選手権で優勝した競技用最上級モデルイーグル3などもあります。買取相場は約1,200円から5,000円です。

2-3.バトルも楽しめる戦車ラジコンも人気

ラジコンには戦車もあります。戦車ラジコンは、第一、第二次世界大戦にかけて実戦で使われた戦車をラジコンにした製品です。大きさは、実物の1/35から1/16。外国の戦車として、ドイツ、ソ連、アメリカの戦車が多くなっています。日本の自衛隊で使用されていた、61式、74式、90年式、2000年代の10式戦車などもあり、細い部分まで再現されているのが特徴です。

戦車ラジコンは、部屋に飾るのはもちろん走行も楽しめます。戦車ラジコン同士によるバトルは、他のラジコンにはない魅力です。BB弾や赤外線によるバトルは燃え上がること間違いなしでしょう。このような戦車ラジコンも、買取市場では需要があるためチェックしてください。

2-3-1.ラジコン戦車の主な人気メーカー

  • タミヤ
  • 東京マルイ

戦車ラジコンで人気のメーカーは、タミヤ、東京マルイなどです。タミヤはラジコン戦車でも大きな存在感を誇っており、RCタンクシリーズで多くの商品を販売しています。

東京マルイは、エアソフトガンやラジコン、プラモデルの開発や生産、販売を行うメーカーです。電動エアソフトガンを搭載しているところが大きな魅力で、RCバトルタンクシリーズがあります。

ラインナップは90式戦車、タイガー1初期型(迷彩仕様もあり)M1A2エイブラムスなどの本格RC戦車です。戦車の買取相場は約1,200円から5,000円といったところでしょう。

2-4.中古のラジコンボート・船も需要がある

ラジコン船舶模型、いわゆる船やボートのラジコンも需要があります。ラジコン船舶の時代も古く、1898年にはテスラ・コイルの発明でも有名なニコラ・テスラによって、小型無人船の無線操縦が実演されました。2019年現在、ラジコン船舶は、電動スポーツボートが模型店や小売り量販店などで発売中です。

ただ、市販されている電動ボートはスピードが遅く、充電しても継続して動く時間は10分以下なことが少なくありません。多くのユーザーは改造をほどこし、高速電動ボートや内燃機関搭載型のラジコン船舶にすることも多いです。

2-4-1.ラジコンボート・船の主な人気メーカー

  • 京商
  • ヒロボー

RCボートや船を販売しているメーカーとして、京商があげられます。京商では、アメリカのサーフボードメーカーとコラボしたユニークな商品、RCサーファーを開発しているのが特徴です。もちろん、RCボートとしてジェットストリームやシーウィンドというレーシングヨットも開発しています。

他にも、電動ボートとヨットによるレース、KYOSHOマリンカップも開催しているのが特徴です。買取相場としては約4,000円から25,000円となります。