サーキュレーターの選び方を解説! 注目すべきポイントはココ!

1.サーキュレーターの特徴や利用するメリット

はじめに、サーキュレーターと扇風機の違いやサーキュレーター独自のメリットを紹介します。

1-1.サーキュレーターは部屋の空気を循環する装置

サーキュレーターは、風力を生み出して部屋の空気を循環させることができる家電です。「風を生み出す」という点では扇風機と同じですが、扇風機が人に直接風を当てることを前提に作られているのに対し、サーキュレーターは部屋の空気を循環させることを目的としています。そのため、扇風機より直線的で強い風を生み出すことが可能です。その反面、「風を体に当てて涼む」という使い方には、適していません。

1-2.エアコンと併せて使うことで省エネになる

エアコンをつけると、冷たい空気は下に、暖かい空気は上に行きます。そのため、部屋の空気を循環させることで、設定温度を高め(暖房の場合は低め)にしても、部屋が適温に保たれやすくなるでしょう。扇風機よりもサーキュレーターのほうが空気を循環させる力が強いので、広い部屋に用いると効果が実感できると思います。

1-3.湿気対策にもなる

サーキュレーターを使うと、湿気対策にもなります。洗濯物を部屋干しする場合、サーキュレーターを用いると早く乾くでしょう。また、浴室に窓がない場合、換気扇と併用してサーキュレーターを用いると湿気を素早く飛ばし、カビが生えるのを予防してくれます。

2.サーキュレーターの選び方

この項では、サーキュレーターを選ぶ際のポイントを紹介しましょう。

2-1.機能で選ぶ

サーキュレーターはシンプルに直線的な風を送るだけのものから、タイマーや首ふり機能がついているもの、扇風機機能と切り替えられるものなど、さまざまです。機能がたくさんついているほうが高価で、使い道が広がります。空気を循環させるだけでなく、洗濯物を乾かしたり浴室を乾燥させたりしたい場合は、首ふり機能やタイマーがついているものがおすすめです。

2-2.値段で選ぶ

サーキュレーターの平均価格は5,000~1万円前後です。前述したように値段が高いもののほうが高機能なので、値段だけでなく、機能もチェックして選びましょう。

2-3.モーターで選ぶ

サーキュレーターはACモーターとDCモーターという2種類のモーターが使われています。ACモーターを搭載した製品は、お手ごろな値段でデザインも豊富です。その一方で消費電力が高めというデメリットがあります。DCモーターを搭載した製品は高価でデザインも限られていますが、風力の調整が細かくでき、省エネです。扇風機の代わりに使うこともできるでしょう。通年で頻繁に使うならばDCモーター搭載の製品、使う季節が限られているならば、ACモーター搭載の製品がおすすめです。

2-4.お手入れのしやすさで選ぶ

サーキュレーターはホコリを吸い込みやすいので、定期的なお手入れが必要です。分解しやすい製品を選ぶとお手入れも簡単で、サーキュレーターの寿命も延びやすいでしょう。