失敗しない! 電子レンジの選び方&最新おすすめレンジご紹介
1.何ができる? 電子レンジの種類
まずは、電子レンジの種類について機能面を中心に見ていきましょう。
1-1.あたため機能
あたため機能のみのシンプルな電子レンジです。コンビニエンスストアに置いてあるようなレンジがイメージに近いでしょう。機能が絞られている分、故障しにくく比較的安価で購入できます。ふだん調理をあまりしない方・食材をあたためられるだけでよいという方には向いているでしょう。
1-2.オーブンレンジ
オーブン機能付きの電子レンジです。パン・餅・グラタン・ケーキ・クッキーや、ほかにもさまざまなオーブン焼き料理を作ることができます。一般的なレベルで料理をする方に向いているでしょう。
1-3.スチームオーブンレンジ
機能としてはオーブンレンジと同様ですが、蒸気の力であたためたりオーブン調理をしたりするため、食材をよりふっくらと仕上げることが可能です。もちろん、スチーム抜きでの調理もできるので、料理や食材に合わせて使い分けると便利でしょう。
1-4.ウォーターオーブンレンジ(過熱水蒸気式スチームオーブンレンジ)
電子レンジの中では最もハイエンドの種類といっていいでしょう。加熱水蒸気によって電子レンジ内の酸素を追い出す低酸素調理ができるのが特徴です。酸化や細胞破壊を抑えるため、栄養価を損なわないまま余分な脂や塩分を落とすことができます。調理にこだわる方や健康志向の方に人気があるでしょう。
2.電子レンジの選び方3つのポイント
次に、失敗しない電子レンジ選びのポイントを3つに絞ってご紹介します。
2-1.どの機能が必要かをチェック
上記のとおり、電子レンジには複数の種類があります。自分に見合った電子レンジを選ぶようにしましょう。「やっぱりオーブン付きにしておけばよかった」「高機能の電子レンジをまったく使いこなせていない」ということがないように注意してください。
2-2.庫内容量をチェック
電子レンジ内の体積を庫内容量と言います。基本的には20~25リットルあれば十分ですが、3~4人家族の場合は30リットル程度あると便利でしょう。ただし、庫内容量が大きくなると当然電子レンジのサイズ(外幅)も大きくなり、置く場所を取ってしまうので、容量が大きければいいというものではありません。
2-3.サイズをチェック
電子レンジを置く場所に合わせて、サイズ(幅・奥行き・高さ)の検討も重要です。買ったあとで「入らない!」ということがないようにしっかり採寸しましょう。また、機種によっては上下左右に数センチすきまを空けなければならないことも理解しておいてください。