空気清浄機ってどれがいいの?種類・選び方のポイント・おすすめ10選

1.空気清浄機の役割を知っておこう

空気清浄機にはどのような役割があるのかを把握しておきましょう。知っておくと、製品選びの際に役立ちますよ。

1-1.室内の空気をきれいにする

「室内の空気をきれいにすること」は、空気清浄機の代表的な役割です。室内には、布団・タオル・衣類などから発生するホコリ、外から入ってくる花粉やPM2.5、ダニの死がいなどを含むハウスダストなど、さまざまなものが浮遊しています。空気清浄機は、集じんフィルターでそれらを取り除き、きれいになった空気を排出する¥のです。

1-2.室内の空気の臭いを取る

空気清浄機は、空気中の臭いを脱臭する働きもします。犬や猫などの体臭・ニンニクなど強い臭いの料理臭・タバコの臭いなどを弱めることができるのです。

1-3.空気を清浄にしながら部屋に潤いを与える

加湿空気清浄機の場合は、空気をきれいにすると共に潤いを与えます。そのため、空気の乾燥によるインフルエンザや風邪、喉や肌へのダメージを予防できるのです。

2.空気清浄機にはいろいろな種類がある!

ひと口に空気清浄機といっても、いろいろな種類があります。そのため、どんな機能が必要なのか考えてから選んだほうがいいでしょう。

2-1.オーソドックスな空気清浄機

オーソドックスな空気清浄機とは、操作も簡単で空気をきれいにするだけの働きをするシンプルなタイプです。前項でご紹介したように、部屋の中の空気を吸い込み、内蔵の防じんフィルターをとおして排出して室内の空気をきれいにします。

2-2.加湿器付き空気清浄機

加湿器付き空気清浄機とは、「1-3.空気を清浄にしながら部屋に潤いを与える」でご紹介したタイプです。オーソドックスな空気清浄機と比較すると、ひと回りサイズが大きくなります。モデルにもよりますが、どうしてもサブ的な役割なため、大きな部屋の場合は湿度に物足りなさを感じることもあるでしょう。加湿器付き空気清浄機の多くは、フィルターに染み込ませた水を蒸発させて、湿度を与える「気化式」という仕組みです。そのため、定期的にフィルターの交換をしないと「臭い」が発生することもあります。

2-3.イオン発生式空気清浄機

イオン発生式空気清浄機とは、発生させたイオンが空気中のホコリなどに作用して空気を浄化するタイプです。効果は限定的なため、机の上に置く・車内に置くなど小型のものが中心になります。