空気清浄機の処分はどうやる? 具体的な処分方法や買取について解説
1.空気清浄機は何ゴミ?
まず、空気清浄機は何ゴミに分類されるのかを見ていきましょう。
1-1.粗大ゴミとする自治体が多い
空気清浄機は、粗大ゴミに分類する自治体が多くなっています。ただし、自治体によって異なるため、事前に分別を確認することが大切です。大きさによっては、粗大ゴミではなく、可燃ゴミや不燃ゴミとなるケースもあります。
1-2.地域によって異なるので注意が必要
ゴミの分別は、地域によって異なるので注意が必要です。空気清浄機は、名古屋市では粗大ゴミとして扱いますが、横浜市では50cmより小さな空気清浄機であれば、可燃ゴミとなります。地域による違いがあることを覚えておきましょう。
2.自治体回収で空気清浄機を処分する方法
自治体回収を利用して、空気清浄機を処分する方法をご紹介します。
2-1.粗大ゴミの場合
粗大ゴミは、自治体への事前申請が必要です。粗大ゴミ受付センターのホームページから申し込みができます。電話での申し込みも可能です。品目と数量を伝え、ゴミ処理費用を支払います。コンビニやスーパーで粗大ゴミ処理券を購入し、費用を支払ってください。収集日は自治体から指定されます。空気清浄機に粗大ゴミ処理券を貼りつけ、指定回収日に指定場所へ出してください。
2-2.可燃ゴミの場合
可燃ゴミで出すことができる場合は、ゴミ袋に入れて回収日に集積所へ出してください。ただし、金属やガラスの部品は分別しなければならない場合があります。金属は金属ゴミ、ガラスは不燃ゴミに分けるなど、自治体の分別ルールに従い、仕分けして出しましょう。
2-3.不燃ゴミの場合
不燃ゴミは、可燃ゴミと同じような方法で出します。ゴミ袋に入れ、回収日に集積所へ出すだけです。不燃ゴミの分類は、自治体ごとに異なります。事前に分別方法を調べ、ルールを守って出すことが大切です。
3.自治体回収以外で空気清浄機を処分する方法
自治体回収以外にも、空気清浄機を処分する方法はあります。具体的な方法を見ていきましょう。
3-1.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者では、空気清浄機など家電製品の引き取りを行っています。出張回収をしてくれるため、運搬の手間を省くことができ、依頼から回収までスピーディーなのがメリットです。即日対応が可能な業者もあるでしょう。とはいえ、費用が高めで、空気清浄機1台あたり数千円かかる場合があります。
3-2.無料回収業者に依頼する
家電製品の無料回収業者を依頼する方法もあります。無料回収業者では、金属部品を取り出し、リユースするなどして収益化するため、無料での引き取りが可能です。しかし、無料回収を謳う業者の中には、リサイクル回収に必要な許可を持たず、廃品回収車だけで営業するところもあります。悪質な業者は、不法投棄や料金トラブルが続発しているのです。トラブルを回避するためにも、きちんと事業所を構え、許可を得て営業している業者に依頼してください。
3-3.譲渡する
空気清浄機がまだ使える状態なら、譲渡する方法も考えてみましょう。知人に譲る方法でも構いません。また、自治体の掲示板などを利用し、欲しい人を募る方法もあります。譲渡成立まで時間を読むことができないため、時間がかかることを想定しておきましょう。