シンセサイザーの処分方法は? 一番簡単で安く処分するコツを詳しく!

3.シンセサイザーを自治体回収以外で処分する方法

シンセサイザーを自治体回収以外で処分する方法を詳しく解説します。

3-1.知人や施設に譲る

不要になったシンセサイザーは、知人や施設に譲ることができます。心当たりのある人や施設に、シンセサイザーを引き取ってもらえないか聞いてみてください。特に楽器が好きな人や楽器を使ってレクリエーションをする施設では、喜んで使ってもらえる可能性が高くなります。

メリット

  • 譲り先で喜んで使ってもらえる
  • 自分で譲り先を選べるので安心
  • 無料で処分できる

デメリット

  • 不具合や故障がないものに限られる
  • 必ずしも譲り先が見つかるとは限らない
  • 配送費用は自己負担

3-2.不用品回収業者に処分を依頼する

不要になったシンセサイザーは、不用品回収業者に処分を依頼すると便利です。不用品回収業者では、以下から都合のよい方法を選んで回収してもらえます。

  • 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
  • 宅配回収:宅配便で業者に送付する
  • 出張回収:場所・日時を指定して業者に回収してもらう

メリット

  • 宅配回収や出張回収は集荷場所に運ぶ手間がかからない
  • 出張回収は都合のよい場所・日時を指定できる
  • 手間や労力を大幅に節約できる
  • 業者によっては状態のよいものは買取になることがある
  • シンセサイザー以外の不用品も同時に処分を依頼できる
  • 回収後は再資源化などで有効活用してもらえる

デメリット

  • 回収費用がかかる(出張回収は1回数千円程度~が相場)

4.シンセサイザーを買取に出す方法

不要になったシンセサイザーでも状態のよいものは、買取に出すことができます。

4-1.買取対象となるシンセサイザーの条件は?

以下のような条件を満たすシンセサイザーは、業者に買取してもらえる可能性が高いでしょう。

  • 人気メーカー・有名ブランド品(ヤマハ・ローランド・コルグ・モーグ・ノードなど)
  • 不具合や故障がない
  • 年式が新しい
  • 外観に目立つ汚れ・傷・破損がない
  • 購入時の付属品がそろっている

なお、業者によって買取基準が異なるため、複数の業者に査定を依頼してみることをおすすめします。

4-2.シンセサイザーの主な買取先は?

シンセサイザーの主な買取先について詳しく解説します。

4-2-1.中古楽器買取専門店に売る

中古楽器買取専門店では、不要になったシンセサイザーを買取しています。買取を希望する場合は、業者に査定を依頼してください。豊富な専門知識による厳密な査定が期待できます。査定の結果、業者の提示金額に納得できたら正式に買取を依頼しましょう。なお、買取専門店なので、万が一買取不可との査定が出た場合は、引き取り処分を依頼することはできません。

4-2-2.不用品回収業者に売る

不用品回収業者でも楽器類の買取を強化しているところなら、シンセサイザーを買取してもらえる可能性があります。まずは、シンセサイザーを買取してもらえるか確認してみるとよいでしょう。買取を希望するときは、業者の査定を受けてください。査定金額に納得できれば、正式に買取を依頼しましょう。なお、不用品回収業者では、買取不可となった場合でもそのまま引き取り処分を依頼できて便利です。

4-2-3.リサイクルショップに売るのは難しい

リサイクルショップにシンセサイザーを売るのは、難しいでしょう。リサイクルショップでは、中古品としての再販を見込んで買取しているため、長期在庫になりやすいものは不可となることが多いのです。大手チェーン店など以外で、独自の再販ルートを持ってない場合は、買取を断られるか買取可能でも相場より相当低い金額を提示されることでしょう。

4-2-4.ネットオークションやフリマアプリではタイミングによる

不要になったシンセサイザーは、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることもできます。ただし、すぐに落札されるかどうかは、タイミングによるでしょう。中古のシンセサイザーを探している人は、特定のメーカー・機種にこだわりを持っている人が多いからです。出品したシンセサイザーを探している人がタイミングよく現れないと、長期間出品したままになる場合もあります。

4-3.悪質業者に注意すること

悪質業者には十分に注意してください。特に、電話勧誘や飛び込み訪問で営業している業者とは、契約してはいけません。ちょうどよいからとシンセサイザーの買取を依頼したところ、不当に安い査定金額を提示されたり、依頼していないものまで無理やり買取されたりする例が多発しています。買取を断ろうとすると、強い言葉や態度で脅されて怖い思いをした人も多く、大変悪質です。シンセサイザーの買取は、信頼できる業者かきちんと調べてから依頼するようにしましょう。