キッチンマットは本当に必要? 役割やお手入れ方法・代用品になるものも紹介

1.キッチンマットの役割

まずは、キッチンマットの役割をチェックしておきましょう。

1-1.キッチンのフローリングを守る

キッチンマットを敷くことで、キッチンまわりのフローリングを守ることができます。キッチンまわりのフローリングは調理中にはねる油汚れや、洗いものなどをした際の水でぬれたりする可能性がある場所です。油汚れや水でぬれてしまった床を放置すると、すぐに劣化してしまいます。特に、フローリングは水に弱い傾向があるため、黒ずみができたりへこんだりしてしまいがちです。床を油汚れや水ぬれから守るには、キッチンマットが大きな効果を発揮します。

1-2.キッチンマットが滑り止めになる

油で飛び散ったキッチンまわりのフローリングは、滑りやすくなりがちです。スリッパを履いていても滑って転んでしまう恐れがあるでしょう。毎日使うキッチンだからこそ、滑りやすくなるのは非常に危険です。滑ってしまい転んだ結果、頭を強く打つ恐れもあります。特に、高齢者は足腰が弱くなっているため転びやすく、滑って転んでは体が不自由になる可能性もあるでしょう。キッチンマットで油汚れを防ぎ、滑り止めとして役立ちます。

1-3.足元の冷え対策にもなる

キッチンマットは足元の冷え対策にもなる大きな役割を担っています。キッチンに長時間立っていると足元から冷えてきてしまい、体全体が冷えてしまって作業がしづらくなるでしょう。暖房をつけると光熱費がかかりますし、そのまま足元が冷えたままでは調理に集中できません。足元の冷えに悩まされている方は、キッチンマットをおすすめします。キッチンマットを活用すれば足元からの冷えを未然に防ぐことができるでしょう。料理作業をスムーズに進めるという役割を担っているアイテムといえます。

2.キッチンマットは必要か?

それでは、本当にキッチンマットは必要なのでしょうか。ここでは、必要派と不要派それぞれの意見を紹介します。

2-1.キッチンマット必要派の意見

キッチンマット必要派としては、「水・油などの汚れ防止」になるという意見が多くありました。料理中や食器を洗うなど家事をする中で、どうしてもキッチンまわりのフローリングには水や油が飛び散ってしまいます。飛び散った汚れを放置する期間が長くなるほど、頑固な汚れになってしまい、簡単に落とせなくなってしまうでしょう。床自体を汚さないためには、キッチンマットで防ぐのが1番の方法となります。そのほかにも、「防音・衝撃吸収効果」「ホコリの飛び散り防止」「防寒対策」「滑り止め効果」があるからキッチンマットを敷いている方が多いようです。

2-2.キッチンマット不要派の意見

キッチンマット不要派の意見もたくさんあります。その理由としては、定期的な洗濯が面倒くさい・見栄えが良くない・生活感が出てしまう・見た目のスッキリ感がなくなるなどさまざまです。キッチンマット自体が気に入らないから不要だという人もいます。汚れを防ぐためのキッチンマットですが、まめに掃除ができる人なら床が汚れたらすぐに掃除するのでキッチンマットは不要でしょう。また、油を使った調理をするときにだけ、キッチンマットの代わりに新聞紙を敷くという人もいます。

2-3.必要か不要かはあなた次第(しだい)

キッチンマットが必要か不要かは、あなた次第です。必要派と不要派の意見を見ると分かるように、キッチンマットの必要性は個人の性格やライフスタイルによって左右されることになります。たとえば、日ごろから掃除をまめにしているのであれば、キッチンマットを敷かずともきれいな状態が維持できるでしょう。逆に、まめな掃除をしていない方は、キッチンマットを敷いたほうがいいと判断できます。必要か不要かで迷ったときは、自分の生活を振り返ってください。