キッチンマットは本当に必要? 役割やお手入れ方法・代用品になるものも紹介

3.キッチンマットのお手入れ方法

ここでは、キッチンマットのお手入れ方法を解説します。

3-1.手洗いで簡単にできるお手入れ方法

キッチンマットは定期的に洗濯したほうが清潔な状態を維持し続けることができます。洗濯機で洗うのが心配な方は、手洗いで簡単にできるお手入れがおすすめです。洗濯機で洗う場合も、まずはキッチンマットについた油汚れ・醤油(しょうゆ)のシミ・ご飯粒のカスなど目立つ汚れを落とす必要があります。目立つ汚れを手洗いで落としてから洗濯機にかけてください。手洗いできれいにする方法は以下のとおりです。

  1. 約40~50℃のお湯をバケツにはる
  2. 中性洗剤をバケツの中に適量入れる
  3. 汚れの部分をブラシでこすり、もみ洗いする
  4. 汚れを水できれいに洗い流し、汚れが落ちていることを確認する
  5. しっかり乾燥するまで天日干しをする

天日干しをする際は、M字型になるように干すのがポイントです。M字型にすることで、しっかりと乾燥させることができます。湿ったままにすると雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になってしまうので注意が必要です。

3-2.洗濯機できれいに洗う方法

手洗いで目立つ汚れを落としたら、洗濯機できれいに洗いましょう。漂白剤や柔軟剤を使えば、さらにキッチンマットがきれいになります。洗濯機できれいにする手順は以下のとおりです。

  1. キッチンマットを洗濯ネットに入れる
  2. 汚れの箇所に液体洗剤をかける
  3. 洗濯機の中に漂白剤を入れ洗濯する
  4. すすぎの段階で柔軟剤を入れる
  5. 洗い終わったらM字型にして乾くまでしっかり干す

ポイントはキッチンマットを洗濯ネットに入れることです。洗濯ネットにしっかり入れることで、キッチンマットを傷つけずに選択することができます。また、汚れの箇所に液体洗剤をかけるとよりきれいに落とすことができるでしょう。

3-3.洗濯の頻度は2週間に1回が目安

キッチンマットは毎日洗う必要がありません。2週間に1回の目安で洗濯すれば、きれいな状態がキープできるでしょう。また、キッチンマットを洗う際は、トイレマットや玄関マットなどと一緒に洗うと楽に手入れができるのでおすすめです。「キッチンマットのお手入れを楽にしたい」という方は、簡単に洗うことができるキッチンマットを購入するのも方法の1つといえるでしょう。自分で洗うのが不安な方は、クリーニングに出すこともできます。

4.キッチンマットの代用品として使えるものは?

キッチンマットの代用品として使えるものを紹介しましょう。

4-1.バスマットや玄関マットなどのマット類

キッチンマットを新しく購入したり、使ったりするのが嫌な方は、キッチンマットの代わりにバスマットや玄関マットなどを活用する方法があります。キッチンマットによく似ているバスマットは、洗濯しやすく買い替えもしやすい特徴があるでしょう。サイズの面でキッチンマットよりも短かったり、小型のものが多かったりするため、気軽に代用できます。また、玄関をあがったところに設置する玄関マットを代用するのも選択肢の1つです。玄関で使用していたものをそのまましようするのは衛生面で気になるかもしれませんが、洗濯などをしっかり行えば問題ありません。

4-2.バスタオルやピクニックシートも代用OK

意外に思われるかもしれませんが、バスタオルやピクニックシートもキッチンマットの代用品として使うことができます。バスマットはそのまま敷いても問題ありませんが、半分に折って周囲を縫い合わせることでより使いやすくすることができるでしょう。ただし、インテリアとして考えた場合、見た目に劣ってしまう可能性があります。ピクニックシートは見た目にもオシャレなものが多く、水を弾く素材で作られているので汚れをサッと拭き取ることができるでしょう。

4-3.ジョイントマットやコルクマットを利用する

キッチンまわりのフローリングにジョイントマットやコルクマットを敷くのも方法の1つです。子ども部屋などに敷くジョイントマットは、熱に弱い傾向がありますがパズルのように組み合わせることができるので傷んだ部分だけ交換できます。色合いもカラフルなタイプが多いため、好みのもので組み合わせることができるでしょう。コルクマットもジョイント式になっているものが多く、マット状のものもハサミなどで簡単に切り取ることが可能です。コルクであれば、保温性・吸湿性にも優れているのでキッチンマットの役割を果たせるでしょう。

4-4.クッションフロアを敷く方法も

キッチンマットの代わりに、クッションフロア(床材)を敷く方法もあります。クッションフロアを敷くのは難しいと思われがちですが、住宅用であればDIYで取り入れることも可能です。厚みによって歩行感が安定し、衝撃吸水性や保温効果も異なるのでキッチンに合ったクッションフロアを選びましょう。クッションフロアの多くはシート状になっているため、使用するスペースに合わせて自由にカットすることができます。