電化製品のほこりを掃除する方法は? ほこりを防ぐコツも解説!
1.ほこりがつきやすい電化製品は?
最初に、ほこりがつきやすい電化製品をいくつかチェックしておきましょう。
1-1.電気を帯びている電化製品はほこりがつきやすい
電化製品は電気を利用して動かすものなので、ほとんどの製品にほこりがつきやすい傾向があります。電気を帯びている電化製品はほこりがつきやすいと思ってください。特に、一家に1台はあるテレビはほこりがたまりやすい電化製品といえるでしょう。毎日スイッチを入れたり消したりすることが多いため、そのたびに電気が通り、ほこりがつきやすくなります。電化製品の多くにほこりがつきやすいことを心に留めて掃除をすべきです。
1-2.使用頻度が多い生活家電や電源コード
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・電子レンジといった使用頻度が高い生活家電は、ほこりがつきやすい傾向があるのでこまめな掃除が必要です。また、生活家電は人が行き来するキッチンやリビングに置くため、ほこりが舞い上がってはついてしまう傾向があります。さらに、本体だけでなく電源コード類にもほこりがたまりやすいので注意してください。電源コードにたまったほこりを放置すると、コンセントやコードからの火花で発火し火事になる恐れがあります。実際に、たまったほこりから火事が起きたこともあるので要注意です。
1-3.電化製品の上や後ろにもたまりやすい
電化製品本体にほこりが付着しやすいと思われがちですが、そこだけではありません。電化製品の裏側や上部にもたまりやすい傾向があります。たとえば、テレビを置いている裏側はコードが乱雑になっていますし、壁との間にすき間もあるので舞い上がったほこりが落ちてきやすいのでしょう。背の高い冷蔵庫の上部にほこりがいつの間にかたくさん積もっているということもあります。電化製品は繊細な部品でできているため、ほこりを放置すると故障の原因につながるので注意してください。
2.ほこりがついてしまう原因
それでは、ほこりがついてしまう原因は何なのでしょうか。
2-1.主な原因は静電気
電化製品にほこりがたまってしまう主な原因は、電化製品から発生する静電気です。テレビ画面などに触れたとき、パチッと感じることがあるでしょう。それは静電気が発生しているからです。静電気はほこりを吸着するので、静電気が発生しているテレビやパソコン画面のまわりにはほこりがたまりやすくなっています。ほとんどの電化製品は静電気を帯びているため、ほこりを切り離すことはできません。そのため、どうすればほこりを付着しにくくするのかを考える必要があります。
2-2.繊維や紙のくず・ダニ・花粉・砂ぼこりも
電化製品にほこりが付着する主な原因は静電気ですが、ほかにも繊維や紙のくず・ダニ・花粉・砂ぼこりが電化製品に積もる可能性があります。ソファーや布団カバーなどから発生する繊維のくずは、室内のほこり大半を占めているといっても過言ではありません。本・雑誌・新聞・書類からも紙のくずが発生しほこりになります。そして、人の皮脂や髪の毛をエサにしているダニ、窓や玄関から入ってくる花粉や砂ぼこりもほこりの原因です。
2-3.ほこりがたまりやすい場所もチェック!
ほこりがたまる原因だけでなく、ほこりがたまりやすい場所もチェックしましょう。主に、屋内でほこりがたまりやすい場所は以下のとおりです。
- 家具や家電の上・下・裏・隙間
- カーテン・ソファー・クッション等の布製品
- コンセントなどのコード類
- 電気カバー・蛍光灯
- 引き戸のレール・窓枠・サッシ