大阪市で炊飯器を処分する方法は? 一番簡単に処分するコツを解説!
1.大阪市で炊飯器は何ゴミになる?
最初に、大阪市では炊飯器が何ゴミになるか見ていきましょう。
1-1.大阪市では粗大ゴミに分類される
大阪市では、炊飯器は粗大ゴミに分類されます。したがって、大阪市の粗大ゴミ回収に出して処分することが可能です。なお、粗大ゴミ回収に出した場合は廃棄処分となり、リサイクルされません。また、炊飯器は専用回収ボックスの投入口に入らないため、大阪市では小型家電として回収してもらうこともできないので注意しましょう。
1-2.炊飯器のパーツだけ処分する場合は?
炊飯器の内がまやフタなど炊飯器のパーツだけ処分したい場合は、普通ゴミとして処分してもらうことができます。普通ゴミとして処分するには、中身の見えるゴミ袋に入れて集荷日の9時までに指定集荷場所に出してください。なお、普通ゴミは地区ごとに週2回集荷曜日が決まっており、処分費用は無料です。
1-3.業務用炊飯器は大阪市で回収してもらえない
飲食店で使用したものなどの業務用炊飯器は産業廃棄物扱いになるため、大阪市に回収してもらうことはできません。業務用炊飯器を処分するときは、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの不用品回収業者などに依頼してください。なお、産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に依頼したり、家庭用炊飯器と偽って大阪市の粗大ゴミ回収に出したりすると産業廃棄物法違反になります。罰金刑などが科せられることがあるほか、企業の信頼を失うことになるので注意してください。
2.大阪市の粗大ゴミ回収で炊飯器を処分する方法
大阪市の粗大ゴミ回収で炊飯器を処分する方法や流れなどを詳しく解説します。
2-1.大阪市に炊飯器を回収してもらう方法
炊飯器を大阪市に粗大ゴミとして回収してもらう方法や手順は、以下を参考にしてください。
- 粗大ゴミ収集受付センターに電話やインターネットなどで連絡し、炊飯器の回収を申し込む
- 集荷日・受付番号の指示を受ける
- コンビニなどで炊飯器1個に付き200円分の粗大ゴミ処理手数料券を購入する
- 粗大ゴミ処理手数料券に受付番号もしくは氏名を記入して炊飯器に貼る
- 集荷日の午前9時までに家の前に炊飯器を出しておく
電話での申し込みは、月曜日~土曜日の午前9時~午後5時まで可能です。なお、インターネットからは、年中無休で申し込むことができます。より詳しい内容は、大阪市の粗大ゴミの申し込み方法説明ページをご覧ください。
2-2.炊飯器を処理施設に自分で持ち込む方法
不要になった炊飯器は、大阪市の処理施設に自分で持ち込んで処分することもできます。具体的な手順は、以下を参考にしてください。
- 搬入希望日の前日までに居住区を担当する処理施設に電話し、持ち込み日時を予約する
- 予約した日時に炊飯器を処理施設に持ち込む
- 処理手数料として90円(10kgごと)を支払う
なお、炊飯器を持ち込むことができる処理施設は大阪市内に6か所ありますが、居住区の処理施設に持ち込むことが基本です。処理施設の所在地および持ち込み可能時間などの詳細は、大阪市のゴミの持ち込み説明ページを確認してください。
2-3.対象世帯は持ち出しサービスや処分費用の減免サービスを利用できる
大阪市では、高齢者世帯や障がい者世帯など、ゴミを集荷場所まで運ぶのが困難な世帯に対し、ゴミの持ち出しサービスを行っています。ゴミの持ち出しサービスを利用したい場合は、居住区を担当する環境事業センターに申請しましょう。対象となる世帯の条件や申し込みについては、大阪市の粗大ゴミ申し込み方法説明ページを参考にしてください。また、生活保護世帯などに対し、粗大ゴミの処分費用を減免できる制度があります。減免制度を利用する場合も、居住区を担当する環境事業センターに申請が必要です。各環境事業センターの連絡先や所在地などは、大阪市の環境事業センター一覧ページをご覧ください。