ゴミ屋敷を作ってしまう原因は何? 対処方法などと共に解説!

3.ゴミ屋敷が周囲に与える悪影響

ゴミ屋敷を作ると、以下のような悪影響を周囲に与える可能性があります。

  • 害虫・害獣が発生し、近所の家まで被害が出る
  • 悪臭が発生する
  • ゴミ屋敷の外観で周囲の景観が損なわれる
  • 放火や不法投棄など犯罪行為の誘発
  • 倒壊の危険性

また、近年は再三ゴミの撤去などを要求しても聞き入れない場合、自治体が強制的にゴミを撤去する事例も増えました。この料金はゴミ屋敷の持ち主に請求されますが、払えない場合は自治体の負担になります。

4.ゴミ屋敷の片付け方と予防方法

では、ゴミ屋敷を片付けたり予防したりする方法はあるのでしょうか? この項では、その一例を紹介します。

4-1.ゴミ屋敷の片付けは基本的に業者に依頼しよう

ゴミ屋敷は、家の中だけでなく庭までゴミに埋もれているケースが珍しくありません。また、家中がゴミで埋まっているだけでなく、水回りも機能していないこともあります。2DK以上ある家の中すべてがゴミで埋まっている場合、個人で片付けるのはとても難しい出でしょう。また、自治体では回収できないものをため込んでいる場合も、業者に依頼すれば一気に片付けてもらえます。

4-2.ゴミ屋敷を片付ける費用は10万円代~が相場

ゴミ屋敷を片付ける業者はたくさんあります。ただし、普通のハウスクリーニング業者では断られる可能性も高いので気をつけましょう。「ゴミ屋敷を片付けます」とうたっている業者に依頼してください。ゴミ屋敷を片付ける費用はゴミの量、内容、家の広さで決まります。最低でも10万円以上はかかると考えましょう。

4-3.実績ある業者を選ぶことが大切

ゴミ屋敷の片付けを依頼する業者は、実績で選びましょう。値段は安いけれど実績が何もない会社には依頼しないほうがいいですね。また、しつこいセールスをしかけてくる業者も信用できません。

4-4.親族や地域の人が様子を見にこられる環境を作る

1人暮らしをしている高齢者がいつの間にかゴミ屋敷を作ってしまったというケースは、珍しくありません。ゴミ屋敷化を防ぐには、こまめに様子を見にくることができる環境を作りましょう。また、見守りサービスなどを利用する方法もあります。

4-5.定期的にクリーニングサービスを利用する

定期的にハウスクリーニングを利用することで、家のゴミ屋敷化を防ぐことができます。また、今は家事代行サービスを行う業者も増えました。ゴミ出しだけでも依頼すれば、ゴミ屋敷になる可能性をぐっと抑えることができるでしょう。