食器の梱包方法を解説! 役立つアイテムや段ボールにつめる際の注意点も

3.食器を段ボールにつめる際の注意点

ここでは、食器を段ボールにつめる際の注意点をいくつか解説します。

3-1.すき間は絶対に作らない

食器を段ボールにつめていく際、どうしてもすき間が生まれてしまいますよね。けれども、段ボールにすき間ができてしまうと、運搬時に食器が動いてしまい衝撃で割れてしまう恐れがあるので注意が必要です。すき間が生まれないように、1つの段ボールにつめる食器は高さをそろえてください。高さが違うものをつめようとすると、すき間ができやすくなり荷物が中で動いてしまいます。たとえば、ビン類と食器類を同じ段ボールにつめるのはNGです。お皿が大量にある場合はお皿だけにしたり、高さをそろえたりして、すき間をしっかりと埋めてください。どうしてもすき間が生まれてしまう場合は、タオルや衣類などですき間を埋めるといいでしょう。

3-2.段ボールに「割れ物注意」のシールを貼る

食器を段ボールにつめたら、必ず目立つ場所に「割れ物注意」のシールを貼ってください。引っ越しをする場合、業者が食器を運ぶ可能性がありますし、誰が段ボールを扱うのか分かりません。目立つ場所にシールをしっかりと貼っておけば、問題なく誰もが注意して運搬できるでしょう。引っ越し業者の人にも気づいてもらい、運搬時に気をつけることができます。割れ物シールは100均ショップで購入できますが、赤のマジックを使って自分で書き込むのもOKです。

3-3.お皿やビンは立てる、コップ・茶碗は伏せて入れる

段ボールに食器をつめる際、種類によってつめ方のポイントがあります。基本的に、お皿やビンは立てて段ボールにつめてください。特に、中身が入っているビンを横にしてしまうと液漏れしたり、ほかの食器とぶつかって割れやすくなったりする可能性があります。また、コップ・茶碗は伏せてつめるのが基本です。伏せたほうが安定するため、運搬時でも動きにくくなります。さらに、段ボールにつめる際は、以下のポイントを必ず押さえてください。

  • 段ボールは小さめのサイズ(Sサイズ)を使う
  • 段ボールの底に緩衝のための新聞紙を丸めて敷く
  • 大きいものから入れ上段にはなるべく軽いものを入れる
  • 段と段の間にも新聞紙を丸めて敷く
  • 重心が偏らないように均等に入れる

3-4.食器が多い場合は雑誌などを段ボールに立てて入れる

食器の数が多いと1枚ずつ包むのに時間と手間がかかってしまいます。そんなときは裏技として、雑誌や新聞紙を段ボールに立てて入れるといいでしょう。その間に平たいお皿を立てて入れていけば、素早く梱包ができます。ただし、この方法はあくまでスピード重視なので、安全に食器を運びたいなら1枚ずつ梱包するのがおすすめです。長距離移動の引っ越しになる場合は、なるべく1枚ずつ梱包するようにしましょう。

4.食器の梱包に関してよくある質問

食器の梱包に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.なぜ段ボールは小さめサイズがいいのか?
A.食器の数が多くなるほど大きめの段ボールを選びがちですが、食器は重量が大きいので運びづらくなるからです。大きいサイズの段ボールを使ってしまうと非常に重くなってしまい、プロの引っ越し業者でも運搬が難しくなってしまいます。だからこそ、運びやすくするために小さめの段ボールを選んでください。また、段ボール1箱につめていい重量の目安は約10~15kgです。これより重くなってしまうと底が抜ける可能性があるため、注意してください。

Q.急須を梱包する手順は?
A.急須を新聞紙で梱包する手順は以下を参考にしてください。

  1. まずフタを取り、縦半分に折った新聞紙(梱包材)を急須本体に被(かぶ)せる
  2. 逆向きにフタを戻し固定したら、くるりと注ぎ口や持ち手をおおうように巻きつける
  3. 別の新聞紙(梱包材)で全体を1つに包む

2重に保護すれば割れにくくなるので安全です。急須は注ぎ口やフタのつまみなどが割れやすくなっているため、その部分をしっかりと新聞紙などで保護しましょう。

Q.マグカップやビールジョッキを梱包するコツは?
A.持ち手部分がもろく割れやすい傾向があるため、新聞紙でしっかりと包むことが大切です。先に、持ち手部分を新聞紙で包んでからコップと同じように新聞紙を形に合わせて折り込んでください。先に持ち手を包んでから全体を包めば完成です。ブランドものの食器はとても精密に作られているため、引っ越し業者に依頼したほうがいいでしょう。食器専用の運搬アイテムを使って運ぶことができます。

Q.布テープの貼り方は?
A.食器を段ボールにつめた後、布テープを十字になるように貼ってください。ただし、食器の場合、重さがあるのでH型に貼ったほうがいいケースもあります。通常は十字にテープを貼るだけで十分ですが、H型に貼ったほうが強度が増すので安心です。また、大事なものや割れ物などを入れる段ボールには、赤色の布テープを使用してください。赤色にすることで引っ越し業者も気をつけて運ぶことができますし、すぐに取り出しやすい場所に運んでくれます。

Q.梱包を早く終わらせるコツは?
A.新聞紙に包んだり、段ボールに入れたりする前に、要らない食器を処分することです。引っ越しで段ボールにつめる場合、新居で必要なものと要らないものを区別する絶好の機会となります。要らない食器をまとめて処分できれば、梱包作業も楽になるでしょう。食器は割れ物として処分することになりますが、まだ使えるものを捨てるのはもったいないですよね。そんなときは欲しがっている人に譲ったり、フリマアプリで出品したり、リサイクルショップの買取に出したりする方法があります。

まとめ

引っ越しなどで食器を梱包する場合、新聞紙があれば上手に包むことができます。茶碗・平らな皿・コップなどさまざまな形やサイズの食器があるため、それぞれに合わせた方法で梱包するのがポイントです。また、段ボールにつめる際も、種類やサイズごとに分け、すき間なくつめるようにしてください。段ボールにすき間が生まれると、運搬中に食器同士がぶつり割れる原因になってしまいます。梱包や段ボールにつめるポイントをしっかりと押さえておけば、割れる心配もなく運ぶことができるでしょう。特に、宅配で回収または買取に出す場合は梱包に注意してください。