遺品整理で出た衣類を仕分ける手順や処分方法について詳しくご紹介

3.遺品整理で出た衣類を処分する際の注意点

遺品整理で出た衣類を処分する際、どんなことに気をつければいいのでしょうか? 注意点をまとめました。

3-1.遺言書やエンディングノートを確認する

遺言書やエンディングノートがあれば、必ず内容を確認しましょう。故人が誰に何を譲りたいのかが明記されています。個人の意思を無視して処分することがないように、十分注意しなければなりません。

3-2.処分は法定相続人全員で話し合ってから行う

衣類とはいえ、むやみに処分してしまうと、後々トラブルになる可能性があります。処分する際は、法定相続人全員で話し合うことが大切です。全員の了承を得てから、処分するようにしましょう。また、処分にかかる費用を誰が負担するのかについても話し合っておくと安心です。

3-3.大切なものは写真に撮っておくと安心

処分に迷うものや大切なものは、写真に撮っておくと安心です。親族が遠方でも、写真データを送信するだけで見てもらうことができます。遠方の親族が継承したいと考えている場合、検討材料にすることができるでしょう。

4.遺品整理業者選びのポイント

遺品整理業者に衣類の処分を依頼する場合、どんな点に着目して業者を選べばいいのでしょうか? 業者選びのポイントをご紹介します。

4-1.遺品整理への知識が豊富な業者を選ぶこと

遺品整理は、単なる片づけや不用品の処分をする作業ではありません。故人を偲び、敬意を払って作業をしなければならないのです。貴重品などの捜索を要する場合もあるでしょう。そのため、遺品整理への知識が豊富な業者を選ぶと安心です。遺品整理士の有資格者がいる業者なら、遺品整理のアドバイスも受けることができます。有資格者の常駐は、業者選びの参考にしてください。

4-2.見積もりが明確であること

遺品整理にかかる費用は、業者によってさまざまです。複数の業者から見積もりを出してもらい、見積もりが明確で分かりやすいところを選びましょう。内訳や作業内容に対する単価などが細かく記載されているところが安心です。見積もりに記載された費用意外に、追加料金が発生しないことも確認してください。

4-3.ネットでのクチコミや評価が高いところ

遺品整理業者は、ニーズが高まるにつれ、数が増えています。業者を見極める際は、ネットでのクチコミや評価を参考にしましょう。実際に利用した人の声などを確認すると、良心的な業者が見えてきます。