自動車用タイヤって何ゴミなの? 処分・廃棄方法を徹底解説!
3.タイヤを買取に出す方法について
この項目ではタイヤを買取したもらう方法についてご紹介します。それぞれに特徴があるので、自分に合った方法を採用しましょう。
3-1.買取対象になるタイヤ
タイヤは基本的に処分が妥当ですが、以下のような条件が当てはまる場合は買取対象となり得ます。
- 未使用品(あるいは準未使用品)
- 有名メーカーのタイヤ(ブリジストン・ダンロップ・横浜タイヤなど)
- 4本セット
ちなみに、未使用品であっても保存状態が悪かったり保存期間が長すぎてゴムが劣化していたりする場合、買取してもらえないこともあるので注意しましょう。
3-2.リサイクルショップで処分する
一般的なリサイクルショップでは基本的に扱っていません。ただし、一部のリサイクルショップでは、未使用品・人気ブランドのタイヤに限って買取をしていることがあります。基本的に持ち込みなので、二度手間を避けるためにも事前に電話で買取に対応しているか確認しておきましょう。
3-3.不用品回収業者を利用する
一部の不用品回収業者は買取にも対応しています。電話やインターネットなどから依頼しましょう。ただし、ほとんどの業者ではタイヤの中古買取には対応していません。また、買取を行うには古物商許可が必要となるので、利用する際にはホームページで許可を得ているか確認しましょう。
3-4.ネットオークション・フリマサイト
ネットオークションやフリマサイトではカー用品が多く取り引きされており、需要もあるので十分に売却が期待できます。ネットオークションは競売なので高く落札される可能性がある一方、安く買いたたかれるリスクがあるのが特徴です。フリマサイトは自分で値段を決めることができるのでリスクは余りありません。その代わり、値段設定を間違えると落札してもらえないのが難点です。また、いずれの方法でも出品手続きやクレーム対応など、手間がかかるのもデメリットといえます。
4.タイヤの処分に関するQ&A
Q.タイヤの種類の違いで処分費用は変わるのでしょうか?
A.基本的には変わりませんが、サイズによっては変わることもあります。たとえば、トラクター用の大型タイヤだと、乗用車用のタイヤに比べて回収費用が高くなるでしょう。
Q.業者が回収したタイヤはどうなりますか?
A.未使用品や準未使用品のタイヤはリセールを目的として引き取っているので、中古タイヤとして再販されるのが一般的です。そのほかのものは、再生ゴムの原料などとしてリサイクルされるか、産業廃棄物として処分されます。
Q.出張査定にお金はかかるのでしょうか?
A.出張査定にはガソリン代や人件費がかかるため、数千円の出張費がかかることがあります。ただし、業者によって違うので詳しくは業者に尋ねましょう。
Q.高額買取のポイントは?
A.ホイールとタイヤがセットだと買取価格が高くなります。また、4本そろっての買取の場合も、1本当たりの査定額が高くなるでしょう。
Q.タイヤの買取相場はいくらですか?
A.タイヤの種類・状態にもよりますが、1本当たり数千円が相場でしょう。
まとめ
今回はタイヤの処分・廃棄について解説しました。タイヤは「適正処理困難物」と指定され、産業廃棄物の扱いになることから自治体に回収してもらうことは原則としてできません。そのため、基本的には販売店などで引き取ってもらうか、不用品回収業者などに回収や買取をしてもらうことで処分します。今回ご紹介した情報を参考にして、タイヤを正しく処分してくださいね。