釣具の買取方法とポイントを知ろう! どんな釣竿が売れるのか?
3.釣具の買取ポイントと注意点
納得できる値段で売るために、買取のポイントと注意点をチェックしておきましょう。
3-1.高く売れる時期は?
釣具が高く売れる時期はハッキリと決まっていません。次々と新しい商品が発売されるため、売りたいと思ったときにすぐ売るのがポイントといえるでしょう。発売年月日から経過するほど、買取額が下がるので注意してくださいね。また、春と秋の釣りシーズン前に、強化買取する店舗が増えます。売りたい時期が合えば、その時期に査定へ出すと良いでしょう。
3-2.高額査定が期待できる商品は?
さまざまな釣具がありますが、中でも高額査定が期待できるのは「釣竿」です。釣りをするときに釣竿(ロッド)は必要不可欠なアイテムで、定期的に買い替えたり、予備として用意したりする方が増えています。中古釣具屋で安く購入したいと考える方も多くいるため、需要が高いのです。
また、釣竿と同じく、リールも同じくらいの需要があります。リールは釣竿に取りつけて釣糸を巻き取る道具のことで、釣りにとって必要不可欠なアイテムです。ルアー・浮きなどの小物、衣類、バッグなどは必ずしも必要でないため、需要が低く、高い買取額にはならない可能性があります。
3-3.高く売るポイントは?
釣具を高く売るポイントは3つあります。
1つ目は「付属品を一緒に出すこと」です。釣具を購入する際に、取扱説明書や外箱・専用のケースなど付属品があると思います。これらの付属品を一緒に出すだけで、買取額に差が生まれる可能性があるのです。査定を依頼する前に、付属品の有無を確認しておきましょう。
2つ目は「キレイにすること」です。釣具の買取額は、商品の状態によって大きく異なります。手垢(てあか)やホコリなどで汚れている釣具は、見た目が悪くなるだけでなく、古い印象を与えてしまいがちです。そのため、査定前にワックスをつけてお手入れをしたり、汚れをふきん等で拭き取りましょう。特に、釣竿のガイド部分は汚れやすいので、念入りに掃除してくださいね。
3つ目は「釣具をまとめて売ること」です。まとめて買取に出すことで、買取価格が少しアップする可能性があります。この機会に、要らない釣具をまとめて買取に出してみてはいかがでしょうか。
3-4.買取金額の相場は?
未使用のアイテムなら販売価格の約20~30%、人気商品で有名なメーカーの釣具なら約50%の買取額になる可能性があります。ただし、あくまで目安の買取額なので、具体的な金額に関しては無料見積もりを依頼してください。複数の業者から出た査定額を比較するのも、高く売るポイントの1つです。1社だけにしぼらず、複数の業者から最も高額で売れるところに依頼してください。
3-5.どの業者に依頼すれば良いのか?
リサイクルショップ・買取専門店・不用品回収業者など、買取を受けつけているところはたくさんあります。しかし、中には、適切な買取額以下の金額を提示する悪質な業者がいるので注意が必要です。悪質業者と優良業者を見極めるため、以下のポイントに注目して選びましょう。
- スタッフの対応が丁寧でスピーディー
- 買取だけでなく、不用品回収も行っている
- 無料見積もり・無料相談が可能
- 古物商などの許可を取得している
- 買取・回収の実績がある
- 口コミ・評判が良い
4.釣具の買取に関してよくある質問
釣具の買取に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.釣具のお手入れ方法は?
A.海釣りに使用した釣具は、海水の塩分でサビやすい状態になっています。使用後はその日のうちに真水で水洗いをして陰干しでしっかりと乾かしてください。ただし、リールは水に沈めてしまうと内部まで水が入ってしまい、サビが発生することが多いので要注意です。汚れがついた場合は、内部にまで水が入らないように注意してください。また、まったく使わずに放置するのもサビが発生する原因となります。使っていないリールはたまに動かし、定期的に使用しましょう。
Q.ロッドとリールの扱いにも買取時に影響が出るのか?
A.雑に扱うと、ロッドとリールに目立つキズがついたり、すぐに壊れたりしてしまいます。前述したとおり、釣具の買取額は状態が大きく関係するため、普段から丁寧に扱うよう気をつけておかなければなりません。日ごろから、使用後のメンテナンスを心がけておきましょう。
Q.ネットオークションで売れる釣具は?
A.人気の釣具や有名ブランドのものは、専門買取店などで売ったほうが高く売れる傾向があります。ネットオークションの場合は、買取店やリサイクルショップで売れなかったもの、またはシューズ・バッグ・衣類など小物類がおすすめです。小物類は買値がつかない場合があるため、自分で出品額が決められるネットオークションで上手に売りましょう。
Q.買取不可の釣具はどう処分すれば良いのか?
A.釣具は、自治体によって「燃えるゴミ」または「燃えないゴミ」として捨てることができます。釣具の種類や自治体でゴミの分類と処分方法が異なるので注意してください。長さ規制がある地域では、釣竿などが粗大ゴミになる可能性があります。ゴミの分類が面倒で一気に処分したい方は、不用品回収業者に依頼するのも方法の1つです。
Q.処分費用を抑えるコツは?
A.釣具をまとめて処分すると、1点ずつ処分するよりも安く済むことがあります。また、ほかに処分したい不用品があれば、一緒に処分しましょう。ほかの不用品の中に、買取してもらえるものがあるかもしれません。買取点数が増えるほど処分費用を抑えることができるため、ほかに処分したい不用品があれば査定してもらいましょう。
まとめ
釣竿・釣り糸・釣り針など、さまざまな釣具がありますが、買取できるものは状態が良く、再び使えるものが基本です。壊れていて使えないものは買取対象にならないので注意してください。また、中古品の価値は、商品の開封後と新モデルが発売された後でグッと下がる傾向があります。そのため、要らなくなったときにすぐ売るのが買取のポイントといえるでしょう。事前に、買取方法とポイントを把握しておけば、処分費用をかけずに釣具を手放すことができますよ。