ガスコンロを買い替えたい方必見! ガスコンロの取り替え基礎知識!

3.ガスコンロを選ぶ際の6つのポイント

ポイントを押さえれば、より自分に合ったガスコンロを見つけることができます。6つのポイントを押さえて、自分の調理スタイルに合ったものを探しましょう。

3-1.サイズにあったものを選ぶ

まず大切なのはサイズに合ったものを選ぶことです。ガステーブルであれば、コンロ台のサイズ未満のもの、ビルトインコンロであればサイズにピッタリと合うものを選ぶ必要があります。せっかく購入したのにサイズが合わなくて無駄になることがないようにしましょう。

3-2.ガスの種類にあったものを選ぶ

前述したように、使用しているガスに対応した機種でないと使用できません。厳密には対応していなくても使用は可能です。しかし、火力が足りなかったりガスを無駄に多く使用したりしますし、何よりもガス漏れなどのリスクがあります。必ず対応機種を選びましょう。

3-3.コンロの口数から選ぶ

ガステーブルの一般的な口数は2口、ビルトインコンロは3口です。もちろんガステーブルでも3口のものもありますし、ビルトインコンロには4口のものも発売されています。口数は多ければ多いほど並行作業が可能になるので、料理の頻度などから考えて口数を選びましょう。ただし、基本的に口数と価格は比例しますので注意してください。

3-4.グリルの機能から選ぶ

グレードの高いコンロは特殊な機能を備えていることがあります。たとえば、上からではなく下からも火が出るタイプのグリルなら、ひっくり返さずに両面を焼くことが可能です。ほかにも、オートグリル機能やあたため機能、トーストモードやノンフライ調理機能など、さまざまな機能が搭載されています。

3-5.トッププレート(天板)の材質から選ぶ

トッププレートの種類によって耐久性・防汚性・価格などに違いが出てきます。一般的なトッププレートの種類は以下のとおりです。

3-5-1.ホーロー

鉄素材にガラスを焼き付けたタイプの天板です。耐久性に優れ非常に安価ですが、汚れがつきやすくメンテナンスしづらいデメリットがあります。

3-5-2.プラチナカラートップ

ホーローの一種です。普通のホーローに比べて光沢があるため高級感があります。ホーロー同様、安価で耐久性にも優れますが、汚れが落ちにくいのが難点です。

3-5-3.アルミトップ

高級ガスコンロなどに使用されるトップ材です。熱伝導性が高いため素早く熱が分散され、汚れが焼き付きにくいという特徴があります。その反面、価格が高いのがネックです。

3-5-4.ガラストップ

強化ガラスを使用した天板です。熱が伝わりづらいため調理中に天板に触れてもやけどの心配がありません。さらに、汚れは焼き付きにくく手入れも楽です。クリアな見た目は高級感も演出します。しかし、ガラスなので衝撃に弱く、重いものを落とすと割れることがあるのが難点です。

3-5-5.ガラスコート

ホーローの上からさらにガラスをコーティングしたタイプの天板です。ホーローとガラストップの特徴を併せ持ちます。

3-5-6.フッ素コート

鉄素材にフッ素をコーティングした天板のことを言います。フッ素の力で油分をはじくため、汚れづらいのが特徴です。しかし、フッ素の性質上カラーがシルバー系限定なのと、フッ素が剝がれるとサビてしまうのがデメリットとなります。

3-5-7.ステンレス

ビルトインタイプの中でも一部のモデルでだけ採用されているトップ材です。サビに非常に強く耐久性も高いのですが、傷がつきやすいデメリットもあります。

3-6.五徳(ごとく)の汁受けの有無から選ぶ

五徳(ごとく)には吹きこぼれ対策の汁受け皿というものがあります。汁受け皿はないほうがお手入れは楽です。しかし、たくさん吹きこぼれると一時的に火がつかなくなるなどの弊害もあります。メンテナンス性か吹きこぼれ対策か、自分に合ったほうを選びましょう。

4.ガスコンロ処分の基本

買い替えであれば、新しい製品と引き換えに古いガスコンロは業者側が引き取ってくれます。しかし、引っ越しなどで処分だけを行いたい場合などにはそうも行きません。しっかりとガスコンロの処分方法を押さえておきましょう。

4-1.ガステーブルは粗大ゴミ

ガステーブルは自分で取り外した後、粗大ゴミとして自治体に回収してもらうことが可能です。各地域の粗大ゴミセンターに連絡して回収してもらいましょう。かかる費用は無料~400円程度です。

4-2.ガスコンロのリサイクルについて

比較的新しい機種で、壊れておらず、かつ汚れの少ないものであればリサイクル可能です。リサイクルショップや不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。

4-3.注意点

ガスコンロを粗大ゴミとして処分する場合、取り外しの際のガス漏れなどに気をつけてください。取り外しに自信がない方は販売店・ガス会社・不用品回収業者などを利用しましょう。