電子レンジの寿命が近いとどうなるのか? 寿命を伸ばすコツも紹介

3.電子レンジの寿命を延ばすコツ3つ

電子レンジの寿命を延ばすコツを知っておきましょう。

3-1.こまめに掃除をする

電子レンジの庫内はこまめに掃除しましょう。飛び散った油や食品カスが庫内には付着しています。その汚れを放置するとセンサーがうまく作動しなくなり、故障してしまう可能性があるのです。使用後は毎回水拭きをし、週に1回程度は重曹などを使って念入りに掃除することをおすすめします。

3-2.空焚きをしない

電子レンジで空焚きをしないことも重要なポイントです。庫内に食品が入っていない状態でスタートボタンを押すと、マイクロ波の吸収場所がなくなり、マグネトロンにダメージを与えてしまいます。劣化を進める原因になるので十分気を付けてください。

3-3.アルミホイルを使わない

電子レンジで食品を温める際、アルミホイルは使わないようにしてください。ラップがないときの代用品としてアルミホイルを使用する人もいると思いますが、電子レンジの寿命を縮める原因になります。アルミホイルは電磁波の吸収率が高く、一瞬で庫内にダメージを与えてしまうのです。火花や煙が発生することもあるため、注意してください。

4.寿命を迎えた電子レンジの処分方法

寿命を迎えた電子レンジを処分する方法について、詳しくご紹介しましょう。

4-1.自治体による回収を利用する

自治体によるゴミ回収を利用する場合は、まず、電子レンジが何ゴミになるのか確認しましょう。自治体によりますが、大きさによって燃えないゴミ、または粗大ゴミになる場合がほとんどです。粗大ゴミとして出す場合は事前の申し込みや粗大ゴミ処理券の購入などが必要になるため、事前に手続きの方法などを確認しておいてください。また、自治体によっては小型家電リサイクルの取り組みを行っており、電子レンジを小型家電として無料回収しているところもあります。回収ボックスや回収窓口を設置するなど、自治体によって回収方法が異なるので注意が必要です。

4-2.家電量販店に引き取ってもらう

家電量販店に持っていけば、引き取ってもらえる場合もあります。処分したい電子レンジを購入した家電量販店、または、新しい電子レンジを購入する家電量販店に問い合わせてみてください。状態がよければ下取りしてもらえる場合もありますが、寿命を迎えた電子レンジだと難しいでしょう。ただし、このようなサービスを行っていない店舗もあるので注意してください。

4-3.不用品回収業者に依頼する

電子レンジのほかにも不用品が多数ある場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。出張回収を利用すれば、希望する日時に自宅まで回収に来てもらえます。自分で不用品を分別したり運搬したりする必要がないため、手間をかけずに処分できるのがメリットです。ただし、業者選びは慎重に行いましょう。中には、必要な許可を持たずに営業している違法業者もいるため、トラブルに巻き込まれないようにしなければなりません。