遺品供養は必要なのか? 処分する方法や依頼先などをチェックしよう!

5.遺品供養に関してよくある質問

遺品供養に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.供養方法ごとの費用はいくらぐらいか?
A.主な供養方法ごとの費用は以下のとおりです。

  • 合同供養:数千円~10,000円
  • 個別供養:20,000~70,000円
  • 現地訪問供養:20,000~70,000円
  • お焚き上げ:3,000~10,000円

お焚き上げを行う場合、ダンボール1箱あたりで費用が決められるケースがほとんどです。写真・手紙といった小さなものであれば3,000円ほどで済みますが、ダンボールがいくつもあったり神棚や位牌だったりする場合は数万円かかるでしょう。

Q.自分で遺品を供養することはできるのか?
A.遺品の量が少ない場合は、依頼するよりも自分で供養を行ったほうがお得になるケースもあります。遺品供養は必ずお焚き上げをしなければならないというわけではありません。自分でできる遺品供養の方法としては、以下のような方法があります。

  1. 白い紙または白い布を用意し、その上に供養したい遺品を置く
  2. 遺品に手を合わせて感謝を伝える
  3. お清めの塩をまき、遺品を白い紙または白い布でくるむ

最後は袋に入れてゴミ捨て場に持っていけばOKです。なるべく生ゴミやほかのゴミとは一緒にせず、遺品単体で袋に入れて手放しましょう。

Q.遺品供養を行うべきタイミングは?
A.遺品供養は遺品整理と同じタイミングで行うケースがほとんどです。遺品整理をする際に、手元に残さない遺品は自分たちで処分しなければなりません。遺品整理は四十九日など法要のタイミングで行われることが多いため、同じタイミングで手放す遺品も供養してください。ただし、故人が賃貸物件で生活をしていた場合、早めに家を明け渡さなければなりません。その場合は遺品整理と遺品供養を葬儀の直後から始めたほうがいいでしょう。

Q.どのような遺品が買い取ってもらえるのか?
A.衣類・生活用品・ブランドもの・家具などは買い取ってもらえる可能性があります。できるだけ処分費用を抑えたい方は、買取サービスを行っている遺品整理業者に依頼するといいでしょう。買い取ってもらえないだろうと思っていたものでも買取対象になる可能性はあります。

Q.遺品整理業者選びのポイントは?
A.どの遺品整理業者に依頼すればいいのか分からずに悩んでいる方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 遺品整理の実績があるか
  • 遺品整理士が在籍しているか
  • 不用品の回収や買取などサービスが充実しているか
  • スタッフの対応が丁寧かつスピーディーか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか

まとめ

遺品供養は故人を偲び、遺族の気持ちを楽にするために必要なことです。故人が大切にしていたものや愛用品には魂が宿っているといわれています。遺品供養が必要なものとしては位牌や仏壇といった仏具が代表的ですが、故人が大切にしてきたものも供養したほうがいいでしょう。遺品供養は遺品整理と同じタイミングで行うことが多いので、スピーディーに終わらせたい方は供養も行っている遺品整理業者に依頼してください。自分の代わりにプロの作業員が遺品を整理し供養してくれます。