
遺品整理が大変な理由は? 負担を軽くするコツと遺品整理業者選び
5.遺品整理に関してよくある質問
遺品整理に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.遺品整理における注意点は?
A.遺品を整理する前に、故人が抱えている借金といったマイナスの財産を確認することです。遺品整理を始めたものの、途中で故人に多額の借金が見つかったというケースがあります。この場合、相続放棄をしたくてもすでに遺品整理をしてしまっているので相続放棄できません。遺品に手をつけてしまうと問答無用で相続したとみなされてしまうからです。だからこそ、故人の遺産にはどのようなものがあるか確認してから遺品整理を行わなければなりません。
Q.親族間でトラブルを避けるポイントは?
A.遺品整理を行う際、よくあるのが相続や形見分けでの親族間トラブルです。親族の間でトラブルになってしまうと面倒になるため、相続者が全員集まるタイミングで遺品整理を行ってください。きちんと相続者に伝えず勝手に遺品整理を始めてしまうと、後でトラブルに発展する恐れがあります。
Q.ハウスクリーニングサービスとは?
A.遺品整理業者によって内容は異なりますが、部屋の片付けや特殊清掃のことです。基本的に、汚れやホコリを取り除ききれいにするサービスとなります。ハウスクリーニングサービスの1つに特殊清掃がありますが、これは手のつけられない状況に行う特別な清掃です。たとえば、遺体の発見が遅れて跡が残ってしまったり、害虫が大量発生したりしている場合に行います。
Q.なるべく費用を抑えるポイントは?
A.遺品整理にかかる費用をなるべく抑えたい方は、遺品の買取を行っている業者に依頼するといいでしょう。「遺品は買い取ってもらえるのか?」と疑問を覚えると思いますが、買取対象になるものもあります。たとえば、着物・ブランドもの・家具・家電などです。正常に使うことができる状態であれば買い取ってもらえるので、遺品を買取に出してみてください。買い取ってもらえるものが多いほど処分費用を抑えることができるでしょう。
まとめ
遺品整理は遺品の量が多ければ多いほど大変な作業となります。遺品を見るたびに故人との思い出がよみがえり、つらい気持ちにもなるでしょう。遺品の量が少なければ自分でも作業はできますが、無理な場合は遺品整理業者に依頼するのも選択肢の1つです。自分の代わりに遺品整理を行ってくれるため、手間と時間がかからずスピーディーに終わらせることができます。