テレビのリサイクル料金はいくらかかるのか? お得な処分方法を解説!
3.リサイクル料金なしでテレビを処分する方法
ここでは、リサイクル料金なしでテレビを処分する方法について解説します。
3-1.買取専門店・リサイクルショップに売る
リサイクル料金なしでテレビを処分したい方は、買取専門店やリサイクルショップに売る方法があります。ただし、正常に稼働できるか、不具合が起きていないかが大切なポイントです。テレビの画面が映らないなど、不具合が起きているテレビは買取不可になるので注意してください。また、動作に問題がなくとも、発売されてから年月が経過している古いテレビやブラウン管は中古市場における需要が低いため、買い取ってもらえない可能性が高いでしょう。査定を依頼する前に、テレビの動作確認だけでなく、メーカー・発売年月・型番なども確認してください。
3-2.ネットオークション・フリマアプリを利用する
ネットオークションとフリマアプリを利用して、テレビを売るのも方法の1つです。買取専門店やリサイクルショップで売れなかったものでも落札される可能性があります。たとえば、中古市場ではなかなか手に入らない限定モデルや人気メーカーのテレビなどは、高値で落札されることもあるでしょう。ただし、すぐに落札されるとは限りません。また、送料が高くついたり、こん包に手間と時間がかかったりするなどのデメリットもあります。その点を踏まえた上で、ネットオークションとフリマアプリを利用してください。
3-3.寄付する
売れなかったテレビでも、まだ使える状態であれば寄付する方法もあります。貧しい国や児童施設などに寄付をしているNGO団体などがあるので、インターネットで探してみてください。テレビを寄付することでリサイクル料金はかかりませんし、再利用してもらえるので一石二鳥です。回収したテレビは、リユースされたり、発展途上国へ送られたりします。ただし、寄付する際に送料を負担しなければならないケースが多いので、その点はしっかりとチェックしておきましょう。
3-4.欲しがっている人に譲る
どんなに小さなサイズのテレビでも、周囲に欲しがっている人がいる可能性はあります。欲しがっている人に譲ることができれば、リサイクル料金をかけずにテレビを手放せるでしょう。近くに、テレビを求めている人がいないかどうか探してみてください。まわりにいる友人や知人に「捨てようと思っているんだけど、テレビを欲しがっている人、いないかな?」と尋ねてみましょう。意外と、身近にテレビを求めている人がいる可能性もあります。
4.テレビを処分する際の注意点
ここでは、テレビを処分する際の注意点について詳しく説明します。
4-1.収集・運搬料金がかかることも
リサイクル料金を支払う方法によって、収集・運搬料金がかかるので注意が必要です。たとえば、買い換えで小売店に引き取りを依頼したり、自治体の回収業者に回収してもらったりする際は、収集・運搬料金がかかります。小売店や回収業者によって異なりますが、収集・運搬料金は約1,000~3,000円が目安です。もっと高くなる可能性もあるため、事前に確認しておかなければなりません。
4-2.家電リサイクル券の写し(排出者控)は大事に保管する
リサイクル料金を支払うと、家電リサイクル券の写しを受け取ることになりますが、この写しは大事に保管しておいてください。リサイクル料金を支払った証明書になるほか、しっかりと正しい方法でテレビが処理されたかを確認できるものでもあります。排出者控に記載されている13桁の番号は、廃棄物の引取状況を確認する際に必要です。ちゃんとリサイクルセンターに運ばれたか、状況を確認したいときは、排出者向け引き取り確認ページでお問い合わせ管理番号を入力し確かめてください。
4-3.不正を働く悪徳業者に要注意!
不用品の回収や買取を行っている業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。最近よくあるトラブルとして「回収後に追加費用を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」などがあるので注意しておかなければなりません。テレビを買取に出す際も、業者選びは大切なポイントとなります。どの業者に依頼すればいいのか分からずに悩んでいる方は、下記のポイントに注目して選んでみてください。
- 不用品回収や買取の実績があるか
- サービス内容が充実しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 無料相談や無料見積を受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 口コミや評判がいいか
できるだけ、費用を抑えるために無料回収業者へ依頼する方がいますが、無料回収業者とのトラブルが頻繁に起きているので注意が必要です。無料だからといって、安易に依頼しないほうがいいでしょう。「回収後に処分費用を請求された」というトラブルにならないためにも、適切な費用を支払って処分することをおすすめします。